ユ・スンホ主演映画『キム・ソンダル』、本当に痛快でストレス解消になる楽しい映画でした。悲しいシーンもあるのですが、それがないと後半の話にならないのでしかたありません。

ユ・スンホくんの映画は、昨年、『朝鮮魔術師』を観たばかり。こちらは、3回観に行った上、唯一Blu-rayが発売されている香港版を購入してしまうほどハマりました。

『キム・ソンダル』は、上映時間の日程的に、1回しか観に行けなさそうです…。

『キム・ソンダル』は、実は、最初からその名前を名乗っているわけではありませんでした。戦で生き長らえた命、あとは楽しく過ごすと言って、詐欺稼業をしていたものの、ある事件がきっかけで、人生最大の大勝負を仕掛けるという、定石ではありながら、胸のすく結末に、仕事のストレスも吹っ飛びました。

ロマンスもちょっとあるかなと思いきや、そこはものすごくアッサリ。本筋からブレなくていいですね。ユ・スンホくんの女装は・・・ちょっと(笑)骨格というか輪郭が太いから、美しい顔立ちとは言え、意外に女装が似合わないんだなあと(笑)でも、このくだり、超好きです。自分をイケメンだと分かっていて、女性を一瞬で惑わせてしまう技を使うのも、「そりゃ、そうなるよねぇ」と共感(笑)

時間があまりなかったのですが、日比谷シャンテで行われていた『キム・ソンダル』の衣装展示にも足を運びました。

展示場所は、2階のクリエ側エスカレーター(工事中)の両脇でした。衣装展示の反対側は、パネル展示です。

『キム・ソンダル』、スクリーンで観るのをお勧めします。後半の大河の迫力が、テレビで観るのとは断然違うでしょう。