東京公演、終わってしまいました・・・。もう、最後は、終わっちゃうと思って泣けてきました。あの、世田谷パブリックシアターでのあの世界は、もう観られないのだと思うと。自分でも上手く説明できないのですが、これほど大好きだと言える舞台は、今までありませんでした。

以下、ネタばれ注意です。

千穐楽は、2階席のセンターでした。初めての2階。全体がよく見えるし、照明も綺麗でしたが、やっぱり舞台からは遠いですね。終始、オペラグラスを使っていました。

ただ、テンジンが寝転がっているとき、撃たれた直後に倒れているとき、死んでしまったときを上から眺められたのは良かったです。そして、ゆっくりと起き上がる時の美しさときたら。さすがの足先まで一分の隙もありません。改めて、すごいなと。

今さらですが、最初にドルジェが旅芸人一座に難癖つけにきて、役人に捕まりそうになり、パサンらが引ったくり騒動を起こすところで、何気に役人を足で踏みつけたり、足を引っ掛けたりしてるテンジンが好きです(笑)

ダワがドルガに道を教わるシーン。今日のドルガってば、山を越えて川まで越えさせるというすごい道案内!ダワ、自分でやってみなって、とかなんとか(笑)この少し前、ドルガに頭が空っぽ呼ばわりされて、テンジンが詰まってるんだとか言ってましたが、カテコで、ダワはテンジンが大好きでずーっとテンジンを見てて、テンジンばっかり見てて、ダワなんだか上口耕平なんだか分からなくなってきまして、こんな気持ちにさせた責任をとってもらいます!みたいな事を言ってて大ウケでした。

そのカテコは、千穐楽なのとハロウィンをかけてお祭り状態。若手から主役へとかなりの人数のご挨拶。MC担当は、伊礼くん。

中塚皓平くんは、自分の歌で始まるシーンの直前、テンジンが横切ったことを根に持ってた?!(笑)いつもは、女装ダンスの後、客席を笑わせて下手に退場するはずが、今日は最初からお客さんの拍手がすごかったので、そのまま退場したところ、上手に行っちゃったから(笑)いいの?!と思ったんですよ(笑)

山田ジルソンくんは、自分だけ黒い帽子の踊りがなかったから、踊りたかったといって、ラルンとテンジンとドルジェに一緒に踊ってとせがむ可愛い子ぶり。

今井さんは、自分は悪役なのに、テンジンの言葉に感動して、袖で泣いてたとか(笑)今日は最後の踊りでも睨みつけながらも泣いてたとか。テンジンパワー炸裂?!

遼生くんは、なんだかまた(?!)日々の小さな出来事に感動したとか、多くのことを学んだというようなことを言ってたような(←あんまり覚えてない・・・)最後に、頭を下げた瞬間、坊主カツラをはずすという。皆に聞かれたんでしょうね。切ったのかと。ジルソンくんは切ってたし。その後、リーダーに直してもらってましたが(笑)

伊礼くんは、TSの舞台は、言ってみれば自◯隊みたいに厳しい、拘束されて動けない、とか弱音を(笑)TSの後の他の稽古がどんなに楽かとか(笑)そんな中でも、皆が仲良くやってこられたことの幸せを感じているようでした。

リーダーは、初日から楽まで無事にやってこられたことへの感謝と、この作品を世に送り出してくれた謝先生への感謝として、ターラ菩薩のような慈悲の心と、ラン・ダルマのような非情な(残忍なだったか?)の心を持つ、なんて紹介して大爆笑を誘っていました(笑)なんだか興奮してあまり覚えてないですね・・・。肝心なところが思い出せないとか(笑)

本当に、あっという間でした。

次は、兵庫公演、いってきます。遠征は初めてなので、ワクワクだけれど、それでいよいよ本当に終わってしまうと思うと、ずっと来週末が来て欲しくない気もします。