2012年初観劇。新宿の全労済ホール、スペースゼロに「裁判長!ここは懲役4年でどうすか」の初日を見に行って来ました。

裁判長!ここは懲役4年でどうすか☆The Stage


まず驚くのが舞台装置と客席の配置。円形の裁判室と、それを囲むようにコの字型に置かれた客席。これは、傍聴席という呼び方がされていましたが、私の席は右側の2列目。舞台は目の前だし、役者もすぐ前を通ります(笑)円形舞台は、裁判のたびに向きを変えられ、裁判の主役がら被告人だったり判事だったり次々に変わります。主役の二人以外はマイクを使ってなかったのですが、背中向けてしゃべる形のときに、後ろまで聞こえたのか、ちょっと心配になりました。

お目当ては藤田玲くんと塩谷瞬くん。塩谷くんは、ハリケンジャーとデザイナーの頃特に好きだったので、久しぶりです。藤田くんは、「愛が殺せとささやいた」以来かな。相変わらずかっこ良かったです。塩谷くんがあまりにも自然に普通の青年だったことに驚き。

お話は、主役の二人の若者が裁判を傍聴にきた所から始まります。二人がさまざまな裁判について話すとき、その裁判の様子が再現され、最後は裁判員裁判で、ある問題提起をして終わります。

面白い場面もたくさんあるんだけど、初日だからか、肩に力入った感じがみなぎっていて、見ていて緊張しました。舞台装置、あれはもう少し中央に持って行って、360度近く客席の方がいっそいいような気も。舞台の前の四角いスペースはない方が面白い。そして、ちょっと上演時間が長い!休憩なしで2時間ぶっ通しで裁判はツライよ・・・パイプ椅子だし。

それでも、舞台と客席がとても近く、一体化している感じは好きなので、皆が慣れて、アドリブとか出たりすると、もっと楽しくなるのかなと思いました。