前回、「まったく分からない言語はどこから学び始めればいいのか(1)」で、とにかく「韓国語を勉強している」と言える状態にも至らない、わけの分からない状態のことを書きました。

たいした話ではないのですが、ちょっと大げさなタイトルになったのには理由があります。実は私は、もう何年も英語学習のためのテキスト作成の仕事に関わっているのですが、その中で、いろいろと考えさせられる出来事が重なったからなのです。TOEICで言えば、300〜400点ぐらいの人たちに、どうやって分かりやすく伝えるかということについて、先生方と毎週のように議論しているのですが、本当に試行錯誤が続いているのです。

私自身は、英語の教師でもなんでもないのですが、英語学習者の立場に最も近いため、よく意見を求められるのです。そうすると、自分が英語を学び始めたころの記憶(もうかなり昔の記憶ですが)を、必死でたぐり寄せる必要があったりして、「あの頃のことを記録しておけば良かったな」と思ったりもするのです。もちろん、将来そんな仕事に携わるなどとはまったく思っていませんでしたし、そんな経験が重要になるとも思っていませんでした。

そこで、英語はもう仕事で使うレベルになんとかなっているけれども、韓国語では、超初心者の気持ちを今経験しているではないか、と。これは、もう中級くらいになってしまったら、忘れてしまう気持ちであり、試行錯誤でもあると思うのです。だからこそ、まだ何ものにもなっていない状態のあれこれを、書いておきたかったのです。

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さて、なんとかハングルが、なんとなく読めるようにはなりました(まだ「なんとなく」です)。

2014年〜2015年には、韓国語の学習書をいろいろと購入しています。どれも評判が良い本ばかりでしたが、私ときたら、まあ続かない(泣)英語でも、数々の通信教育や教材に手を出しては、続かないということを繰り返してきましたが(笑)教材は続かないものの、韓国ドラマは鬼のように見ていて、毎日5〜6時間は韓国語を聞く毎日でした。

そんな2016年、イ・ジュンギさんのファンになりました(←)。

もちろん、いろいろな関連グッズについて調べるわけですが、なんと、イ・ジュンギさんが声を吹き込んでいる韓国語の教材があるというではないですか。調べてみると、『イ・ジュンギといっしょに「アンニョンハセヨ韓国語」』というシリーズで、1巻〜3巻まであります。英語教材でも、好きなスターの声で教材があれば最高なのにと思っていましたが(インタビューやドラマの録音などを使って勉強してはいましたが)、本当に教材そのものに、好きな声が入っているなんて、そんな最高の教材があるものかと!

Amazonでは、すでに買いにくくなっていて、法外な値段が付いていたりしたので、検索しまくりまして、innolife shopさんで買えることを知り、すぐに1巻を取り寄せました(その後、すぐに残りの巻も購入しました)。

イ・ジュンギといっしょに「アンニョンハセヨ韓国語」-日文版(innolife shopさんへのリンクです)




Amazonなどで売っているのは、表紙のタイトルが日本語ですが、これは韓国語のままです。一抹の不安はありましたが、ちゃんと中身は日本語版でした。

「これで、勉強がはかどる!」

と思いきや、そうはいきませんでした。

テキストは、韓国語の母音、子音、パッチム、ハングルの書き方などから始まります。表形式になっているところに、自分で書き込めるようになっているので、親切な作りにはなっているのですが、いきなり出てくる単語の数が多い!この発音のところは、全部で1トラックに入っているので、いったん見失うと、今どこを読んでいるのかが分からなくなります(今なら分かりますが、本当に始めたばかりのときは、よくCDにおいていかれました)。

一番困ったのが、子音の表のところ。CDでは、「子音の名前」を読み上げるのですが、この時点では、各子音に名前があり、その子音の発音そのものではなく、子音名を読んでいたことが分かりませんでした。すなわち、何を、どこを読んでいるのかが分からなかったのです。

さらに、この時点ではまだイ・ジュンギさんの声が出てこないので、先が途方もなく遠く思えてしまったわけです(笑)そして、「課」に入っても、文法項目がハングルで書かれているので、その文法項目自体がなんなのか、「???」です。

「もしや、この教材をいきなりやるのはまだ無理かも?」

と挫折感をまた味わったわけですが、どうしてもこの教材をやりたい(ミーハーパワー)。

そこで、この教材を軸にして、調べたいことを参照できるような他の教材を用意すればいいのでは?と思い至りました。まず調べたいのは「文法」、次に「発音」(正確には口の形や舌の位置が分かるようなもの)、そして、もっともっと初心者向けの何か(笑)

長くなったので、続きます。

Kumi