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エンタメ

韓国ミュージカル『ミスト 미스트』20200126 マチネ

いろいろ前後しましたが、1月旧正月の時の話に戻ります。とうとう、韓国創作ミュージカルのプレビュー公演にまで行ってしまいました。

当初、「影を売った男」に行こうと思っていたのですが、見たかったヤン・ジウォンさんが降板されたため、観に行くモチベーションが下がり、それならキム・ジョングさんとペク・ギボムさんが出演している「ミスト」にしようと思い立ったわけです。

ペク・ギボムさんは、最近まで全然気付いていなかったのですが、何度も通ったDIAMOND☆DOGS「Dramatic Musical Collection 2015」のゲストとして出演していた俳優さんでした。

大学路TOM 1館(대학로 TOM(티오엠) 1관)

また、初めての劇場です。YES24 STAGEのすぐ近くにあります。ビルに入っていき、階段を下りるとすぐチケットボックスがあり、そのまま地下1階がロビーと客席入口になっています。

プレビューなので物販はまだなく、カウンターテーブルでチケットを見せて、スタンプカードと、旧正月プレビュー期間の特典として配布されていたキャスト写真のポストカードをもらいました。スタンプカードが凝っていて、好きなキャストの顔のスタンプを選べます。また、ポストカードも同じく、好きなキャストを選べたので、どちらもキム・ジョングさんにしました。ここは、俳優さんの名前を言えて、通じたので良かった(笑)

客席は300席ちょっとですが、広く見えます。

キャスト

2020年1月26日 14:00開演

나헤인(ナ・ヘイン): 최연우(チェ・ヨンウ)
아키라(アキラ):김종구(キム・ジョング)
김우영(キム・ウヨン):안재영(アン・ジェヨン)
이선(イ・ソン):백기범(ペク・ギボム)
(敬称略)

キム・ジョングさん、ペク・ギボムさん以外は初めてです。キム・ジョングさんも、まだ「ファンレター」上演中のかけもちです。韓国の舞台俳優さんたちのスケジュール、どうなってるのでしょう(汗)

開場から着席

劇場はちょっと面白い作りになっています。客席出入口を入ると、客席の一番上で、しかも、かなり急な段差が下まで続きます。前方4列ぐらい以降は、完全に舞台を見下ろす感じになり、日本だとGロッソの作りに近いです。

席はJ列の上手ブロック通路側。旧正月期間でもあり、プレビュー期間でもあるので、私より後ろにいるお客さんはまばらでした。また、私の隣より壁側も誰も来ませんでした。

人が少ないせいか、客席が寒すぎたこともあり、途中で腹痛に見舞われ、苦しみ悶えていたので、横に人がいなくて本当に良かったです(汗)冬にここに来る時は、カイロとか必須かも。トイレも外にあって冷え冷えでしたし。

ストーリー

私が韓国語をできなさすぎなのと、情報が少なすぎなため、細かいところが全然わかりませんでした…。やはり、創作ミュージカルを初見で、というのはハードルが高すぎましたが、それでも、面白かった、と思います。この先、ネタばれありありなので、もし何も知らないで観たいという人はご注意ください。プロットとして公開されている内容も交えて、私が推測したストーリーです。

時代は、1910年以降の日本統治時代の京城。1910年ではないことは確かですが、1936年と書いてある記事もあったので、その辺りで、独立運動も活発化している頃のようです。

主人公の朝鮮貴族ナ・ヘインは、同じく朝鮮貴族で友人のキム・ウヨンと留学先の東京から帰ってきたところ、怪我をして倒れている男と偶然に出会う。二人は男をウヨンの家に連れて行って治療する。ウヨンは男に、怪我が良くなるまでいていいと言う。

ヘインはウヨンとは幼なじみのようで、頻繁にウヨンの家に出入りしていた。男に名前を尋ねるも答えないので、「偶然に出会ったから「우연」と呼ぶわね」と言い、それから男をウヨンと呼ぶようになる。(幼なじみは우영、偶然は우연。カタカナで書くと同じウヨンになってしまうので、男の方は後に判明するアキラと書きます。)

ヘインは、画家(を目指している?)で、自分でも絵を描くほか、絵の鑑賞や収集もしていた。ウヨンの家に絵を持ってきたヘインは、アキラが絵を熱心に観ていることに気づく。ウヨンとは異なり、感動をもって絵を観ることができるアキラに、ヘインはどんどん惹かれていく。

そんな彼らがよく行くバーがある。そこでバーテンダーをしているイ・ソンは、なぜかアキラと親しいようだった。

傷も癒え、そろそろウヨンの家から出て行く時が近づいてきたアキラだったが、ヘインとお互いに愛し合っていることを確かめ合う。しかし、アキラにはやらなければならないことがあった。花火大会の日、ヘインとウヨンに誘われて、アキラも二人の元に来るが、その日以来、アキラは姿を消してしまう。この日起きた高官(たぶん)暗殺事件は、アキラの仕業だった。

(ここら辺、いまいち関係が分からなかったのですが、アキラは名前は日本人の名前でも、朝鮮独立運動家のような。「대한민국 만세」と言って銃を放ち、日本の高官を暗殺していたようだったので。)

その日から、アキラの帰りを待ち続けるヘインだが、ウヨンは、そんな彼女にプロポーズする。ヘインは、ウヨンとは友達で結婚する気はないと言うが、ウヨンは、それがアキラのせいだと知る。そんな二人は、イ・ソンに連絡を取りに店に来たアキラと、久しぶりに再会する。ヘインはアキラを追いかけ、話をするが(ヘインは朝鮮が母を奪ったと話していて、東京に留学もしているので、独立運動には反対している様子。)アキラは彼女を受け入れることはできず、再び去っていく。

自分の大切な人を奪ったアキラのことを徹底的に調べ上げるウヨン。そうして、「偶然」という名のウヨンの本名が黒田アキラであり、暗殺事件の実行犯であることを知る。そこから、執拗にアキラを追い続けるウヨン(軍警察か何かになっている)。仲間であるイ・ソンを脅迫し、アキラを裏切るように仕向ける。

一方、ウヨンがアキラを追っていることを知ったヘインは、アキラに逃げるように言う。しかし、使命感に燃えたアキラは耳を貸さず、イ・ソンの裏切りに合い、ウヨンに捕まってしまう。

ヘインは、最後にアキラを逃がそうと、ウヨンを言いくるめて、アキラに会いに行く。しかし、二人が逃げようとしていることを知り、イ・ソンを殺した後、独房に駆け込むが、アキラと激しい揉み合いになり、アキラもウヨンも銃で負傷する。どうしてもアキラを逃がそうとするヘインは、ウヨンを撃ってしまう。

ヘインに「逃げろ」と言うアキラ。すでにアキラも逃げられる状態ではなく、強くアキラに押し出され、泣く泣くその場を離れるヘイン。

結局、全てを失ったヘインだけが生き残り、街は濃い霧に包まれていく・・・。

感想

なんというか、ストーリー展開がいまいち古臭くないかと思ってしまったのですが、韓国語の感想を見ると「新鮮なストーリー」と書いてる人も多いようです。細部が分からないので、実は新鮮なのかもしれませんが、「もしや、この人が裏切って、この人だけ生き残るバッドエンドなのでは?」というのが序盤というか、設定だけ見ても分かるような。

それはともかく、音楽は良いです。唐突に歌い出す感が否めないところもありますが、皆さん歌が上手いので、そこはもう歌の上手さでごり押し・・・じゃなかった、聴かせてくれます。

キム・ジョングさんは、一昨日はヘジン先生で、結核で死にそうになりながら創作活動に命をかけてたのに、今日は全身黒ずくめで暗殺者とは、振り幅大きすぎ!!(笑)なんだかすごく色っぽくて色っぽかったです(語彙力)。

他の方々は、あまりよく分からないうちに終わってしまいました(汗)ストーリーを追うのに精一杯で。

舞台セットは、1階と2階に分かれていて、1階は、バーとウヨンの部屋、警察と独房、あとは、外だった時もありました。2階は、ヘインの部屋と、外の通りにあるベンチなど。行ったり来たりも多かったです。客席からは舞台を見下ろす感じなので、2階の時は正面に見えて、見やすかったです。

カーテンコール

それぞれがメインテーマを歌うというスペシャルカーテンコールがありました。動画を撮ってみましたが、暗すぎるのと遠すぎるので、アップするのは断念。

ABOUT ME
Kumi
テクニカルライター/技術翻訳者 主に、iPhone、iPad、Mac関連の記事を各種Webメディアで執筆。またCNET Japanでは10年以上ブックレビューを連載中。「シゴタノ!」では、ガジェットのほか文房具に関する記事も多数執筆。 韓国ミュージカルにハマると同時にブログも再開。 ハムスターと猫を愛するフィーリング重視のライターです。