ライブ VELVET CRAZY NIGHT@東京キネマ倶楽部に行ってきました。終わっちゃいました。東山義久、咲山類、TAKAの3人が、la malinconica sinfoniaの演奏で歌ったり踊ったりする贅沢なライブ!これが発表になったときから、本当に楽しみにしてきました。

場所は鶯谷にある東京キネマ倶楽部。以前はサイレントムービーを活弁士の語りで見ながら食事ができるという、レトロスペースでした。ライブハウスとして使われるようになってからは、初めて訪れましたが。初日は気合入りすぎて、早く着きすぎて、一桁台の人数の列に並ぶという・・・。

とにかく、想像以上に盛りだくさんで、濃い内容で、充実した2日間でした。まずは、会場のこと。
東京キネマ倶楽部には10人程度が乗れるエレベーターが2機しかなく、人数が多いと入るまでに結構待たされるというようなブログ記事を読んでいたのと、開場時間が1時間前ということで、時間に余裕を見て着くように家を出ました。初日は張り切りすぎて、開場10分前に着いてしまいましたが(汗)

6階が受け付けで、チケットを出してドリンク代を払って、ドリンク交換用コインを受け取ります。そのまままっすぐ進むと、ライブ会場の2階にあたる部分、螺旋階段を下りると、ライブ会場の1階部分となっていました。トイレは階段を下りてすぐ左手。コインロッカーもそのそばにありました(500円)。ドリンクカウンターは、階段の対角線上の奥。舞台の右手側にあります。

座席は、両肘のついたパイプ椅子で、よくある普通のパイプ椅子よりは幅がありました(思い切り手拍子してても隣とぶつかる心配がなかった)。K列まででいったん通路ができていて、L〜N列が変則的な番号で開場の一番後ろの壁まで続きます。花道は上手と下手の2本(さらにカウンター側とロッカー側も通路といえば通路)。1〜11番、12〜22番、23番〜という分かれ方。上手ブロックにはA列はなく、B列から始まりでしたが、でっかいスピーカーの真ん前で上手の本当に端が見切れてました。また、バーカウンターの人の作業音がうるさくて・・・。

ただ、3回のライブで、センター、下手、上手といろいろな角度から見られた上、すべて前方の列だったので幸せでした。

ライブそのものの感想。

今回は、DVDの販売はないということで、珍しいな・・・と思っていたのですが、ライブを見て納得。これはDVDにできませんね(笑)

全員(バンドも含めて)、形はおそろいではないけれど、濃紺のジャケットで大人っぽく(公式ブログに全員集合写真がアップされてて嬉しい〜)。義くんは濃紺ラメのネイルもしていました。

バンドが位置についた後、3人は、後方の階段(会場に入るときに降りる階段)から登場!これは、TAKAちゃんのツイートを読むと、このライブ用の新曲かな?ノリノリで気分も高まるというものです。セットリストは例のごとくあいまいな記憶です(汗)それからもう1曲あったと思うのですが、Backstreet Boysの”Shape of My Heart”、「君を守るために戦うよ」Velvet Crazy Nightバージョン。4曲終わったところで、トーク。

ここは、夏の淡い恋の思い出っぽいものを、毎回変えてきていました。その様子を、1回目はTAKAちゃんの振りで、義くんと類くんが再現することに。「咲山!」「義子!」的な小芝居(笑)2回目は義くんが振って、TAKAちゃんと類くんが再現するも、あんまり面白くならず(笑)3回目は、またしてもTAKAちゃんが振って、義くんと類くんが、類くんが浜辺で落とし穴に落とされた話を再現。穴に落ちた瞬間に照明が真っ暗になるという、類くんだけが知らなかったらしい演出(笑)

2回目のときに、義くんが「あ!ここで懺悔」みたいなことを言い出しました。まず、ライブ前日にパパさんから「すごいことに挑戦するんだな。さすがに難しいんじゃないのか、それは。とにかくがんばって」的な電話をもらったのだそう。義くんは、腑に落ちないまま「ああ、うん、がんばるよ」と答えたとか。さらに、初日にもらったお手紙に「コントラバスがんばってください!」みたいなことが書いてあったので「蛇ちゃん(いつもベース、今回コントラバス担当)のことかな。なんでわざわざ俺に言うんだろう?」と思ったと。そして、初日終わった後にもらったお手紙に「ウソついたんですか?」的なことが書かれてあって「????」。

その話の間、あさっての方向向いているTAKAちゃん。話に乗ってる類くん。

Twitterをやっていて、TAKAちゃんをフォローしている人は大爆笑。原因はコレでした。

https://twitter.com/ta1227ka/status/230662170034200576

義くん「楽器のセンスがまったくない俺が、やるわけがないでしょう」(爆)

TAKAちゃん「9月に発売されるDVDで、自分が入る前、Dのメンバーでバンドをやっているのがあって、そこで、なんかリーダーがキーボードとかやってるんですよ」会場大爆笑。(ということは、MIRACLEsの映像も入ってるのかな)「(リーダーは)なんでもできると思ってたのに、なんか、まったくオーラがないんですよ」(笑)

腹筋崩壊。1本ずつの指でひく義くんを真似っこする類くん(笑)

義くん、楽器はダメなんだって、とか言いながら「叩かない打楽器、太鼓とか」。

そんな話から、強引に夏の恋の話といって、Altar Boyz “Something About You”を歌い始めるではありませんか!やったー!まさかのエンジェルちゃんが舞台上に上げられる演出。「はじめてのチュウ」をしっとり歌うTAKAちゃん。その間にタオルを持つ類くん。なんと、「神田川」(笑)「♬てぬぐい〜マフラーにして〜」といいながら替え歌交えて、真剣に歌うし、義くんのつっこみ入りまくりで大爆笑でした。エンジェルちゃんの選んだ人は、1回目と2回目がTAKAちゃん。3回目がやっと義くん。(もしかしてALTAR見てないっぽい方もいたような。ノリ的に。)

バンドのみの素敵な”Summer Time”の演奏の後、バイオリンが奏でたメロディは、まさかの!
エリザベートの!
初回は、隣の席の人も「え、うそ、まさか」とかつぶやいて口を手でおさえていました。

そして、上手からロングコートをバッサーっと翻し、タイトになでつけていた髪もバッサーしてきたトート閣下義くんが登場!

舞台下手のレトロな階段を、まさかそんな風に使うとは。
始まったのは「最後のダンス」。階段を上がった踊り場で、レトロ調の手すりに片足かけて「♬さいっごの〜ダンッスは〜」と熱唱する義トート。最高すぎます。こんなトートなら「はい〜!喜んで〜!」ってダンスしますわ。(あれ、なんかギアスのときも同じようなこと言った記憶が)さらに、「闇が広がる」まで始まるとは。類ルドルフ(最後ちょっとTAKAルドルフも出て、ルドルフ分身の術)が胸はだけて儚げに登場。最後は、上手の階段で、ルドルフを死へと誘う義トート。3回目はこれを間近で見てしまい、魂吸い取られました。

ミュージカルソングはこれで終わらず、TAKAちゃんの”Phantom of the Opera”(英語版)(ものすごくロックでかっこ良かった!)、類くんの”Why God Why?”(日本語版)(これまた鳥肌立ちました。といってもミス・サイゴンを見たことはなくて、ブロードウェイミュージカルライブで小西遼生くんが歌ったのを見ただけですが)、3人での”Seasons of Love”と続きまして、もう、本当に最高でした。初日は、あまりに興奮しすぎて、Club Sevenを初めてみた時のように、過呼吸になり、全身痺れてちょっとやばかったです。本当に魂持っていかれるところでした・・・。

そして、TAKAちゃんのソロ(タイトル忘れましたがPURE GALAXYでやっていた曲)、義くんの1人Andromeda、類くんの「Since you」と順番にソロを。後の2人のときは、TAKAちゃんがピアノ演奏を担当していて、それがまた素敵でした。TAKAちゃんが演奏しているのをがっつり見たことはなかったので。他のバンドメンバーさんたちとアイコンタクトとりながら、ノリノリで楽しそうに弾いていて可愛かったです。あと、「NA NA NA」があったんですけど、どこでしたっけ。

そして、TAKAちゃんと類くん、2人の「Feel Oneself」などを歌ってからの曲(ど忘れ)で、義くんが再登場し、3人で最初の歌を歌って、いったん退場。最後の曲では、客席降りて、いつものようにハイタッチというかロータッチ(?)通路側には座れなかったので、タッチはできませんでしたが、3回目のどこかの曲のときの客席降りで、バーカウンター側を回って、スピーカーの前を通って舞台に戻るというルートを通ったときに、すぐそばを通り抜けていったのでした。それだけで(≧艸≦)顔がこんな。

アンコール部分では、生音ではなく録音で歌ってから(曲名が分からない)、バンドが再登場し、「Believin’」Velvet Crazy Nightバージョンで締めとなりました。

このバンド編成、大好きです。パーカッションとかフルートとかサックスとかバイオリンとかアコーディオンとかコントラバスとか、最近はどちらかというと、こういう音の方が、バリバリのバンド演奏よりも落ち着きます(トシか・・・)。類くんTAKAちゃんの、普段とは全然違う歌が聴けたし、なにより、義くんの歌があんなにたくさんじっくり聞けるなんて、本当に幸せな時間でした。

もう、絶対またやって欲しい!
義くんの歌声が本当に好きなので、もう一度、あの歌が聴きたいです。