初めて、『レ・ミゼラブル』を観てきました!もちろん、お目当ては小西遼生さんのマリウスです。
帝国劇場 ミュージカル「レ・ミゼラブル」
レ・ミゼラブル公式ブログ 帝国劇場にて10月6日~11月20日 製作:東宝
ジャン・バルジャン:別所哲也さん
ジャベール:阿部裕さん
エポニーヌ:知念里奈さん
ファンテーヌ:シルビア・グラブさん
コゼット:辛島小恵さん
マリウス:小西遼生さん
テナルディエ:駒田一さん
テナルディエの妻:阿知波悟美さん
アンジョルラス:原田優一さん
この日は、急な配役変更が多かったようで、ファンテーヌ役が山崎直子さんからシルビア・グラブさんに、アンジョルラス役が松原剛志さんから原田優一さんになり、そのほかにも何人かが変更になるとアナウンスがありました。病気やケガ、今の時期は新型インフルエンザなんかも心配ですし、長丁場の舞台があると、役者さんたちは大変そうです。
なにせ初めての『レ・ミゼラブル』。先月、『ジェーン・エア』を観たときに歌に感動して、その後ブロードウェイ版を買って聞きまくっていたので、その逆をやろうと、この3週間くらい、ずっとロンドン版の『レ・ミゼラブル』のCDを聞きまくっていました。曲になじみがあった方が、より楽しめると思ったので。
結果は、大正解でした。歌と音楽だけで、想像していたのが、目の前の舞台に想像以上の姿で現れて、もう感動でした。あまりにも興奮して、気付いたら奥歯をかみしめてました(笑)
席が、最前列のセンターブロックで、あまりにも舞台と近すぎて、最初はなんだか落ち着かず(笑)でも、舞台が進むにつれて、どんどん物語に引き込まれ、自分も物語の中にいるような気分になれました。
ジャン・バルジャンって、もっとおっさんのイメージがあったのですが、別所さんのバルジャンはなんか、ダンディでかっこよかったです。とくに、コゼットを引き取りに行くところのコート姿が、目に焼き付いて離れません…。
ファンテーヌのシルビアさんは、とっても素敵でした。見とれてしまう。
あと、エポニーヌの知念さんの報われない愛みたいな歌のところは、こちらまで切なくなるほどまっすぐに心に響いてきて…。
マリウスの遼生さんは、もう、そこに立った瞬間から、目が全く離せず、自分の目の焦点が一気にその一点に絞られた感じ(笑)最初、色っぽく、戦いで雄々しく、最後はつらつと、歌も演技も素晴らしかったです。とくに、一人生き残ってしまったことを、悔しそうに歌うところは、こちらまで泣けてきました。
当初の予定では、この日1回だけしか見に行かないつもりだったのですが、もう1回増やしたんです。増やしておいて、本当に良かった。もう1回、じっくり観たいです。今回は、あまりにもあっという間に過ぎ去ってしまったので。