ふと、「胆嚢を取ってから、もうどれくらい経つんだろう?」

と思い、自分のブログで入院・手術の記事を検索したところ、丸4年が過ぎたことを知りました。時の経つのは、なんと速いのでしょうか。胆嚢摘出手術のことは、以下の記事に詳しく書いてあります。こんなに詳しく書いてたのか、と自分で読んでもびっくりするぐらい詳しく書いてあって驚きました。4年経った今となっては、ほとんどの詳細を忘れてしまっていましたから、書いておいて本当に良かったと思います。

胆石症からの腹腔鏡下胆嚢摘出手術のため入院(1)

胆石症からの腹腔鏡下胆嚢摘出手術のため入院(2)

胆石症からの腹腔鏡下胆嚢摘出手術のため入院(3)


だいたい、こういう痛みというのは、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、すっかり忘れているものですが、ご多分に漏れず、私もそうでした。それはすなわち、とても良いことで、ほとんど不自由なく、日常生活を送れているということに他なりません。ありがたいことです。

胆嚢摘出手術についてネットで調べていたときには、手術をしてから数年以上経った人の経験談がほとんどないなということが気になっていました。痛みも不自由もなく過ごせていれば、わざわざブログに書く人も少ないわけですが、私は数年後の経過も書こうと思っていたのに、これまたすっかり忘れていました(笑)

手術痕は今でもあります。おへその下に。これは、「傷口に古い血が残っていたので、表面の傷をいったん開いた」と書いている箇所で、アトピーもあるせいか、ときどき痒くなることはあります。深刻なものではありませんが。

またこれは、そもそもの私の体質なのか胆嚢を取ったせいなのかはわかりませんが、極端に辛いものや、油っこいものを食べると、直後にトイレ行きです。たとえば、全面真っ赤な担々麺や、オリーブオイルたっぷりのピザなんかは、即座にお腹にキました。安心のためにも、下痢止めの薬は常に持ち歩いていますが、これらの食べ物で大変な目にあってからは、とくにこうしたメニューは避けるようにして、刺激の少ないものを食べるようにしています。

それでも、キムチや担々麺は好きなので、家では食べます。家ではあまりお腹にこないんですよね。辛さの調節ができるからかもしれません。油っこいものも、シューストリングポテト(細いポテトフライ)なんかが大好きなのですが、これは食べても平気なのに、前述の某ファミレスのオリーブオイルたっぷりのピザは、2回チャレンジして、2度ともだめでした。美味しいのに!

味とは関係なく、身体に合う、合わない、があるのでしょう。しかたありません。

たまたま、私の場合は、食事に少しだけ気を遣う必要がありますが、まったく関係なく大丈夫な人も多いでしょう。手術を担当してくれた医師に、上記のようなことを話したところ、胆嚢を取ったからそうなったというわけではないと言われましたし。とくに、4年経った最近では、食事に気を付けるのも、自分の用心のためであって、かなり好き勝手に食べていますしね。

ということで、手術をしたことも忘れそうな毎日を送っております。