5月17日(金)〜19日(日)の日程で、ソウルに行ってきました。

もともとは、土曜日にミュージカルのマチソワをする予定で計画していた旅で、釜山行きよりずっと前からエアもホテルもミュージカルのチケットも手配していました。日曜は珍しく観光なんかしちゃおうか、ロケ地巡りに行っちゃおうかと考えていたのに、その後に、映画『배심원들(陪審員たち)』の公開日が決まり、公開後の週末ということもあり、舞台挨拶がみっちり決定し、観光なんかしちゃう暇がなくなりました(笑)しかも、マチネで見る予定だったミュージカルを泣く泣くキャンセルもしました。ミュージカルも観たかったけれど、舞台挨拶が気になって集中できないと思いますし、ミュージカルの方はまだ地方公演があるので。

幸い(?)舞台挨拶はソワレのミュージカルには被らなかったので、舞台挨拶+ミュージカルという、意味のわからない超絶分刻みのスケジュールになりました(汗)

エアソウルで成田空港から仁川空港へ

旅行会社で旅行企画をしていた時でさえ、こんなに詰め詰めの旅行は作ったことがありません(笑)

金曜日の夜、仕事終わりにまたまた、成田空港から仁川空港へ向かいました。東京駅から成田空港まで京成バスで1時間ほどです。料金は900円。安くて速くて楽で助かります。

成田空港では、一風堂で夜ごはん。先週はマクドナルドにしました。今回は珍しくラーメンが食べたい気分になったのですが、とても美味しかったです。

インチョンエアポートホテル

仁川国際空港第1ターミナル駅から2つ目の雲西駅にあり、深夜でも、空港の案内所から電話をかけてもらうと、迎えに来てくれる上、安いホテルです。

前週は、今回よりも高い部屋しか空いてなかったのでゴージャスでしたが、今回は古さの目立つ部屋でした。バスタブがあり、ベッドの固さがちょうど良いので、数時間しかいないのであればいいかなという感じです。

雲西駅から建大入口へ

15分ほどホテルを出るのが遅くなったがために、今宵のホテルに荷物を預けてから出かけるという時間が全くなくなり、一日中持って回る羽目に(泣)仁川空港方面からだと建大入口はとても遠いです。Amazonベーシックの、飛行機の座席の下に入るサイズのキャリーにしておいて本当に良かった。釜山で、片方の肩に全荷物を持って歩くのがたいへんすぎたので、荷物が増えるソウルのために新たに準備したのです。大中小のキャリーで、部屋の中に足の踏み場がないのですが今。

2019年5月18日 ロッテシネマ建大入口(롯데시네마건대입구)

改札を出てすぐ「ロッテシネマはどこ??」となりました。駅には直結してないのですね。改札を出て右手の5番出口の階段を降ります。大きな交差点があり、正面より少し右に見える巨大なビルがロッテデパートです。

ロッテシネマは、手前のロッテデパートを直進して不安になった先にあるスターシティモールの方にあります。入ってすぐエスカレーターには行けなくて、左側から店を回り込んで裏側に行くとあります。ロッテシネマはエスカレーターで2階へ。

巨大なロビーにカフェにスムージー屋さんまであり、注文は中央や周囲にあるタブレットで行います。チケットの発券がよくわからなかったので(チケット買う機械みたいなものも見当たらなかった)、スクリーンへの入口に立ってる女性に聞いたところ、ポップコーンとかを売ってるカウンターの横にあるサービスカウンターを教えてくれました。

発券後、直接人から買えるスムージーのお店でストロベリースペシャルみたいな名前のスムージーを購入して、ようやく一息。朝から飲まず食わずだったので生き返りました。

スクリーン2。後ろから3列目左端でした。

1週間ぶり3回目となる『陪審員たち』。何度見ても面白いです。日本で字幕付きで見たいです!それに日本人が好きそうな内容の映画だと思うのです。ただ、韓国で苦戦してるのもちょっと分かるというか、観たら絶対面白いんですが、派手さがなさすぎるんですよね(汗)映画の中ですごく盛り上がるシーンはネタバレになるからか宣伝に使われてないですし、予告編が控えめすぎるというか。監督の意図するところは痛いほどよくわかるのですが、それだと「そんな映画やってるんだ」という印象に残りにくい。私はヒョンシクさんのファンだから目に焼き付けますけど。

それはともかく。映画は終映となり、舞台挨拶が始まります!

今回は全員が役割名(役名ではない)の書かれたTシャツを着ての登場です。この週末の舞台挨拶はすべてこのTシャツでまわっていたので、後から写真や動画を見直した時に、どれがどこだったかを思い出すのが大変でした(笑)カメラの向きと役者さんたちの並び順とで必死に思い出すという。写真を撮ろうと頑張ってみたら、シャッター速度を間違えるという大ポカをやらかしまして、写真として撮った瞬間はすべてブレているという(泣)動画で撮ったのは暗いですが、かろうじてピントは合っているので、全部動画にしておけば良かったです…。

クイズに答えてプレゼントなんかもある回でした。私も思わず手をあげましたが、仮に当てられてたとしても、答えられないところでしたよ(笑)

ヒョンシクさんはあいかわらず可愛いかった。釜山ではノーメイクの姿に慣れなくてぼーっと見てるので精一杯でしたので、今回はしっかりこの瞬間を実感しようと思っていましたが、うーむ、やはり現実感がない。

ここ数年、いろんな韓国の俳優さんのファンミーティングやコンサートに行って、サイン会やハイタッチ会や写真撮影などで間近で見る機会も多いですが、その中でヒョンシクさんの場合、舞台で見た数も退勤のご挨拶やこうした映画の舞台挨拶で見た数も合わせるとダントツで見る機会が多かったのに「あれは・・・ヒトなのかな?」という感想。「アイドル」だからでしょうか?

2019年5月18日 CGV江辺(CGV강변)

続いて、ものすごい勢いで駅に向かい、CGV江辺へ移動します。こちらは、上映前の舞台挨拶なので、遅れるわけにはいきません。

ここは、東京で言うと秋葉原みたいな感じで、電気街のようなビルの中にCGVがあります。CGVは、発券機が英語表示になるので、自分で予約番号を入力して発券できます。ロッテシネマよりは3列前で、しかも、古いタイプの映画館だったので、前の座席との間隔が狭く、スクリーンは客席より上にあり、客席はフラットというところでした。したがって、舞台挨拶に登場する俳優さんたちとの距離は先程より全然近い!ただ、私の写真の腕がいまいちすぎ。

もう写真は半分あきらめて、カメラのピントをあわせたまま動画を録ることにし(カメラの仕様で、シャッターボタンを半押しし続けないと、ピントがボケてしまう)、前の席が空いていたので、そこにカメラを乗せて撮影しつつ、自分の目に焼き付けようと、顔はカメラから離して、じっとヒョンシクさんを見ることにしました。そうしないとこの機会がもったいない!ムン・ソリさんがちょうど私の眼の前にあたる所に立っていて、それも「ほわ~」っとして見ていました。

役者さんたちがそれぞれ一言ずつご挨拶するのに合わせて、私の少ない韓国語知識を総動員して、一生懸命聞き取ろうとしていたのですが、それで、お話しにうんうんと結構大きくうなずいていたら(私のクセで、セミナーとかでもよくうなずきながら聞いてるので、その時のスピーカーや講師の人に、後から「とても話しやすくて助かりました」と言われることがよくある)、パッとヒョンシクさんがこちらを見て、ニコッとして一緒にうなずいてくれたので、もうびっくりでした。すみません、実はお話しの内容はあまりよく分かっていなかったのですが(汗)ほとんどの人が顔の前にスマホやカメラをかざして聞いていましたが、カメラを顔の前に持たずに、そんな風にうなずいていたので、目についたのでしょう。

2019年5月18日 CGV江南(CGV강남)

江辺では舞台挨拶が終わるとともに、申し訳ありませんが、映画館を後にしました。日本でも、挨拶終了と同時に出ることはしたことがないのですが、ここはしかたありません。より多くのチケットを買ったということで許していただくことにして、まずは本日初めてのごはんを食べないと、どうにももう血糖値が下がってしまって倒れそうです。

江南まではなんとか移動しました。場所は、エリザベート城南公演で来たときに確認しているので、駅から地上に出たすぐのところにあったマクドナルドに入ることに。マッシュルーム炒めの入ったバーガーが美味しそうだったので、タッチ式パネルでオーダーを完了し(VISAのクレジットカードでOKでした)、ものすごい勢いでガツガツ食べた後、カメラで撮影した写真を確認。そして、まったくぶれぶれの写真しか撮れていないことに打ちのめされて、ひとしきり落ち込みましたが、それほど落ち込んでる暇もなかったので、大急ぎでマニュアルを再確認したところ、シャッタースピードの設定の仕方を完全に間違えていたことに気づきました(泣)そこで、設定を変えてちょっとだけ練習し、最後の江南では、主に動画にしようと決心したのでした。

もう時間がほとんどなくなったので、大急ぎでCGV江南に向かいましたが、土曜日の激混みの江南を甘くみていました。休日の竹下通りのようで、ものすごい人混みで、進むのも一苦労です。それでもようやくCGVにたどり着くと、チケットボックスのある階まで上がります。

無事に発券できましが、ふと、空席って出てないかしらとタッチパネルの券売機で確認してみたところ、なんと、私の席より2列前の端が1席だけ空いているではありませんか!大急ぎで買い直し(というか買い足し)しようとしましたが、券売機では自分のクレジットカードが使えず、整理番号を取ってから、人のいるカウンターで買うはめに。その間に売れちゃったらどうしようと心配しましたが、開映時間5分前に滑り込みで購入できました。

大急ぎで上映スクリーンのある階までエスカレーターで登っていき、トイレに駆け込んで用を済ませてから、滑り込みで席へ。映画を見てから、本日最後の舞台挨拶です。(陪審員たちチームにとってもこの日最後の舞台挨拶です。)

私が座っていた側にある非常口から、出演者と監督が登場です。やはり、最後列とそれより2列前ではえらい違いです(映画館のゆったりした座席ではよけいに違います)。どんなだったかは動画をご覧いただくとして、マックでカメラの練習した甲斐が少しだけありました!撮影タイムで懲りずに写真撮影にチャレンジしたのですが、ヒョンシクさんの喉仏が!!撮れていました!!ブラボー!!

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20190518 #박형식 #배심원들 髪の毛くしゃってするのが💗💓

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怒涛の舞台挨拶3か所巡りは終わりましたが、私のこの日はまだ終わっていなかった!ミュージカル『アンナカレーニナ』が待っているのです。しかも、ホテルへのチェックインもまだですよ。それについては別途書きます。

2019年5月19日 MEGABOX麻谷(메가박스마곡)

翌5月19日。帰国日です。当初は、観光してから帰国~なんてのんびりの予定でしたが、この日の舞台挨拶が金浦空港周辺から始まるということで、それなら、1か所参加してから仁川国際空港に向かってもぎりぎり間に合います。エアソウルですからオンラインチェックインができますし。

朝ごはんはホテルで食べてから、チェックアウトして外にでようとしたところで、どしゃ降りなことに気づきました。これだけ何度も韓国に通っていて、ここまでのどしゃ降りは初めてです。ホテルのある東大門歴史文化公園駅から針山駅までは地下鉄5号線で1本。日曜の朝なので空いていて、座れたのでのんびり行きます。

MEGABOX麻谷は、麻谷駅よりは針山駅の方が近いです。駅からは少し離れているので、雨の中を大荷物を持って移動するのはちょっと大変でした。早めに着いたので、先に発券し(MEGABOXはタッチパネルの英語表記がないので店員さんにお願いしました)、同じビルの下の階にあるHolly’s Coffeeでゆっくりコーヒーとケーキをいただきます。今回の渡韓で初めて、ゆっくりカフェでコーヒーですよ(笑)あまりにも慌ただしかった。

舞台挨拶は上映後。おそらく、韓国で最後となるので、映画をじっくり見ました。後方とはいえ、初めてどセンの席でしたし。遠くてもどセンなので、舞台挨拶は正面から全体をフルで動画撮影しました。

この後、役者さんたちと自撮りできるコーナーをやってくれまして、ヒョンシクさんとは無理でしたが、ムン・ソリさんがさん演じる裁判長と一緒に働いている判事と審判官を演っているテ・インホさんとイ・ヘウンさんが、なんと一番後ろまで来てくださって、テンパる私と一緒に写真を撮ってくれました!

自撮りに慣れていなさすぎてテンパる私に「ゆっくり~」と(もちろん韓国語で)落ち着かせてくれて、スマホ持ってくれて、写真撮ってくれる様子が優しすぎて、考えてみたら、店員さんとかホテルの人としかしゃべっていなかったのが、それ以外で初めて口を聞いたのがこのお二人というすごいことに感動して、帰りの電車で泣いてしまったほどです。それほどにぼっちすぎました(笑)

怒涛のご挨拶と撮影タイムが終わり、皆が帰ってしまって、私も帰国しなければならず、猛烈な寂しさが襲ってきました。ちなみに、帰りはエレベーターしかなく、2基しかなくて来るのが遅いです。しかも、1階で表に出たときに、入ったきたときとは違う、ビルの裏側に出てしまったので、針山駅とは反対に行ってしまい、戻るという無駄な動きをしてしまいました。

エアソウルは、安定のディレイだったので、それほど慌てなくても良かったのですが。仁川国際空港第1ターミナルでは、芸術関連のイベントの日だったようで、中央にある大きな舞台では男女混声のアカペラグループの素敵な歌声が流れていましたし、出発ロビーに入ってからも、四重奏の演奏などを間近で聴くことができました。素敵な催しですね!

考えてみたら、12月からたった半年の間に、主要な地方の劇場でミュージカルを見て、釜山とソウルの主要な映画館で映画を見まくるという、普通はあまり考えられない経験をしました。韓国に行ったことさえなかったのに、いったいこの短期間で何箇所行ったのでしょう。ヒョンシクさんのおかげで、良い経験をさせてもらいました。次回ソウルに行くときは、ヒョンシクさんは軍隊に行ってしまっていますので、ひとまずこれにてヒョンシクさん関連の渡韓はお休みということになります。ありがとうございました。