ブログのトップが眠れぬ雪獅子観劇記録で埋めつくされております(笑)この日は、特に夜のテンジンがヤバかった。どこまで進化する気ですか。
このブログを書いてる今日が、東京公演の千秋楽。あっという間すぎてもう、なんだか。
以下、ネタばれ注意。
昼公演は、今回の観劇期間では、最も端っこの後ろの方で、それはやっぱり舞台からは遠かった。青山劇場の最後列なんかに比べたら、肉眼で役者が見える近さだけれども。まあ、こんなとき用のオペラグラスですからね。
ただ、なぜか大勢で歌ってる時のテンジンの歌声がよく聞こえたり、照明効果に初めて気づいたり、テンジンとラルンがぴったり重なって見えるため、なんか泣けてきたり、新たな発見も山ほどありました。
今回、10回のうち9回が1階席で、センターだけがバリアを張られたように取れなかったのですが、上手と下手の前方と後方と一通り座りました。座席の位置によって、こんなにも、見え方、歌や音楽の聞こえ方が違うものかと。特に、耳に入ってくる音が、全然違う事にびっくりしました。
夜は2回目に観たときと同じ席。上手の割りと(?)前の方でした。この夜のテンジンは、また一つ突き抜けた感があって、踊りも、さらに繊細になったかと思えば、高く力強く跳んでいて、目が点に。特に最後の、僧侶の前でドルジェの詩を歌い踊るところでは、テンジンの最後の力が、ダムが決壊して溢れ出したかのようで。
そこ以外でも、芸人一座の演奏付きで歌って踊る、私の大好きなシーンも、踊りの激しさが2割増(笑)そのかけ声の楽しげなこと。牢獄で仲間を説得するところでは、なんか、泣きすぎてて、何度か目を拭ってから歌い出すことになるほど。感情が溢れてきちゃって止まらない感じ。
カーテンコールでは、斜め前のおじさんまで、「仲間のところから泣けてきたよ~」と話していて、スタンディングオベーションしていました。初めて、4回のカーテンコール。2回目のとき、ラルンとドルジェの二人に袖を踏まれるテンジン(笑)
ここにきて、まだ変化するとは。最初の頃の、ただただ天真爛漫なテンジンも好きだったけれど、さらに表情豊かになって、そこにたしかに生きている、仲間と生きていると感じるテンジンもまた大好きです。もう千秋楽とか悲しすぎます。
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