やっぱり舞台は生物なんだなと実感する毎日です。毎回、初めて観たような気持ちになる瞬間があり、今気づいた!という瞬間があります。それだけ私の目が節穴だとも言いますが(。-_-。)

今日は全体をもう少し見ようかな、と思っても、全然ダメですね。テンジンしか見てなくて。

以下、ネタばれ満載です。

開演前後と幕間に会場に流れる音楽が、手元に欲しいです。歌のないバージョンの曲がかかっているのですが、もうすっかり曲を覚えた今では、あのメロディを聞くだけで場面が思い浮かんで切なくなります。本当に、CDとDVDを切望するのです。

あと、あの笛の音が好きで、チベットを題材にしたアルバムの中でも、この舞台の音楽に雰囲気が似ているなあと思えたPaul HornのTibetというアルバムをiTunesで買ってしまいました。まったく関係ないのですがね(笑)

この日は、ラルン(小西遼生くん)のセリフも歌も、今までより聞き取りやすくて、おやっ?と。結構、感情が高ぶったまましゃべったり歌ったりするので、聞き取りにくいことが多かったのですが、抑えた台詞回しの中に熱い感情が入ってる感じで、実は初めて感情移入できて泣いてしまいました。

テンジンも、この日はさらに奥に秘めた強い感情が感じられて、ワンドゥに芝居を強要されて、決意を固めるまでの歌がさらに凄みを増している感じで、周りで泣いている人が多かったように思いました。

そして、やっぱり、♪芸人になって良かったと思う♪の歌と踊りは最高!

テンジンが撃たれた後の息がヒューヒューいってるのが、本当に苦しそうで、泣けてきます。

ペマが役人に取り調べを受けてる時の役人が、小林くんだと思うんですが、芸人やってる時よりのびのび演ってるように思うのです(笑)そのペマと、ドルジェが星を見上げているシーン、二人の表情がそっくりです。テンジンとラルンの表情は全然似てないんですが(笑)

この日は、私がみた中では、初日以来、最もカーテンコールが盛り上がっていましたね。このまま、楽、大楽まで突っ走って欲しいです。今日はシーンの順番も無視して書き殴るように書いてしまいました。今、思い出した事を書いておかないと!という感じです。

asahi.comに記事が載っていました。

asahi.com(朝日新聞社):千年の時を超える壮大な物語「眠れぬ雪獅子」開幕 – ステージレビュー – 舞台 – エンタメ