銀河劇場で開演したCLASSICAL NEO FANTAZY SHOW「THE SHINSENGUMI」初日を観てきました。
天王洲 銀河劇場 | CLASSICAL NEO FANTAZY SHOW 「THE SHINSENGUMI」
CLASSICAL NEO FANTAZY SHOW 「THE SHINSENGUMI」 …
パンフレットの対談で義くんが言ってましたが、チラシから想像していたのとは、全然違っていました(笑)この先は、ネタバレ注意です。
オギーだし、チラシは血まみれの雰囲気だったし、おどろおどろしい邪蛮なんて役柄もあるし、重苦しい息苦しい新撰組が描かれるのではないかと、勝手に想像していたのですが、見事に裏切られました。
冒頭はいいですよ。
「ああ、やっぱりこういう雰囲気で行くのね」
邪蛮と土方歳三の義くんが対峙した状態で舞台の幕が上がり、重厚な歌を義くんが歌い始め・・・。ところが、らっちゃんの桂小五郎が、柱によろめきかかったあたりから、
「ん?」
そして、バーン!とハンドマイク片手に、バックダンサーを従えて桂小五郎オンステージ!みたいなショーを繰り広げたところから
「ええええ!?」
これって、そういうテイストの舞台だったんですか・・・(゚∀゚;)
TAKAちゃんの高杉晋作なんて「ウィーッス」とか言って、ロックでエレキだし、岡田以蔵らの人斬り軍団は「俺たち人斬りだぜい!」的に華麗な踊りを繰り広げるし、豪くんの近藤勇はブレイキンだし、健斗くんの原田左之介は「僕の奥さん」を紹介する歌とか歌って、そのバックで、さっきまで坂本龍馬やってた新ちゃんが黒猫の踊りを舞ってるし、泰ちゃんの松平容保は陽気に歌っちゃって、えへへへ〜って感じだし。
笑ってもいいのか、皆、最初はさぐりさぐりだったと思うのですよ。途中から、「ああ、これは笑う舞台なのか」と気づいたというか。
藤堂平助役の早乙女友貴くんの殺陣はさすがでした。かっこよく見える切り方を分かっていらっしゃる。あと、意外にかざみんの殺陣が良かった。ちょっと、忍びの者っぽい刀の扱い方で。
夏のディナーショーを見てからの懸念事項だった、義くんと皓ちゃんの殺陣は、悪くはないけれど、微妙・・・な感じ。やっぱり、腰がね、落ちきってない。あと、刀抜くスピードが遅い。もう1か月くらい練習できたら良かったんじゃないかと。
そんなわけで、個人的に義くんの見せ場は、2幕始めの上半身裸で踊った後、横たわってる所だと思います。静止してるときがかっこいいのは、相変わらず。台詞しゃべってるときよりも、後ろで立ってるだけのときの方が目が行きます。そして、歌も良かった。
千秋楽までに、どのくらい変わるか楽しみにしたいと思います。