前回の更新から、気づけば約1ヶ月が経っていました。

この間、いろいろなことがありすぎました。
中でも地震には、時代ごと移り変わってしまったかのような衝撃を受けました。

ありきたりな言葉しか出てきませんが、まずは、3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。また、被災された方々が一日でも早く、平安な日を取り戻すことができますように、心からお祈り申し上げます。

地震があったとき、私は家でパソコンに向かって仕事をしていました。揺れを感じた瞬間は、また震度3くらいのいつもの地震か、と思いましたが、次第に揺れが大きくなり、最終的に震度5弱の揺れとなりました。

揺れ方が影響したのか、水を入れたコップが畳の上に落ちたのと、調味料の瓶が床に落ちたくらいで、あとは小物が少し落ちたり、傾いたりした程度だったのが奇跡のようです。

集合住宅の廊下に出てみると、各戸の人たちが出てきていて、皆で「怖かったわね〜」と話しましたが、どこもそれほど被害はなかったようで、すぐに皆家に引っ込みました。

しかし、その後、友人と固定電話で連絡が取れたので、話していたら、NHKであの津波の瞬間が放送されたのです。まったくそんなことが実際に起こるなんて信じられずに、ぼーぜんと見ていました。手がガクガク震えてしまいました。

その後は、夢中でTwitterでニュースをチェックしたり、デマをチェックしたり、信頼できるだろうと判断した内容をツイートしたり、何かやっていないとだめな状態でした。

幸い、身内や友人には、ケガをしたり亡くなったという人もいませんでした。ただ、祖母と父が、正月明けから入院していたので、それが気がかりでしたが、病院にいることでかえって安心できたのも正直な気持ちです。

その祖母は、先日亡くなりました。87歳の大往生でした。

いろんなかたちの死というものが、とたんに身近になり、人ごとではなくなり、自分の中での価値観のようなものも、変わっていってる気がします。

自分の状況が、いかに幸せなことか。
自分が、いかに無力なことか。

とはいっても、自分の無力さを嘆いているだけではどうしようもないので、いつでも動けるように、健康なこころと体とを保つようにして、毎日を前を向いて進んでいこうと思います。