紀伊國屋ホールで上演されている舞台「レシピエント」を見てきました。

キャスト(敬称略)
加藤和樹
佐藤江梨子
橋本淳
大野拓朗
柳澤貴彦
吉川友
三上市朗

レシピエント


音楽監督がハニエルのKYOHEIくんだということ、演出が「江戸の青空」のG2さんだというのも気になっていました。

観終わった瞬間の感想は、「なんだこれは!」

ものすごく後方から見たので、他の舞台だと、「なんか入り込めなかった」感があるものなんですが、ストーリーがしっかりしているとそんなことはあんまり関係ないということがわかりました(笑)いろんな伏線が次々に回収されていく気持ち良さ。笑い、泣き、怒り、同情するといった感情がバランスよく配置されていて、徐々に心を芝居に奪われていきます。

たった7人で進められていくにもかかわらず、緊張感溢れるお芝居とストーリーに目が釘付け。気がついたら終わってました。

和樹くんをはじめ、皆さんうまい!手下3人のいろんな意味での豹変ぷりとかも。また、音楽がかっこいい!久々に、ストレートプレイで、まったく退屈せずに、面白かった!と言える作品でした。これは、予備知識なしに見るのが一番ですね。