2015年6月19日〜28日、銀河劇場で上演されていた舞台「ア・フュー・グッドメン」を観てきました。観てからだいぶ経ってしまいましたが、記録として書いておきます。

私が観たのは、6月24日夜公演。席はI列センターブロック。全体が見渡せる、とても観やすい席でした。銀河劇場で、この辺りの席に座ったのは初めてかもしれません。D関連の公演では、いつも上手か下手に偏ってるので。

久しぶりのストレートプレイ。映画は、キーファー・サザーランドが出てるので、絶対に観たはずなのですが、なにせ20年以上昔に観たきりなので、ストーリーがまったく思い出せないまま観に行きました(笑)

今回は、ハンサムライブとストラボの放送でしか観たことのない平埜生成くんと、小西遼生くんが同じ舞台に立つというのが、とっても不思議に感じられたので、楽しみにしてたのですが、あんまり絡みはなかったですね(笑)

生成くんは、海兵隊っぽさがすごーくよく出ていました。身体も作ったのでしょうね、ごつごつで、終始険しい顔で、裁判中ずっとフェンスの後ろでジッと座っている間も姿勢を崩さず、凄いと思いました。

遼生は、もうこれ以上ないくらい「いい奴」「颯爽と格好いいやつ」で、これを違和感なく演じられるのは、遼生しかいないんじゃないかと。軍服も似合うし、ジャケットを脱いでも格好いいし、話しても頭良さそう感たっぷりだし、主人公が落ち込んでるときにサラッと励ますとかイケメンすぎます(笑)ストレートな役すぎて、物足りない感じさえありましたが、この役をどストレートに演じられること自体がスゴいのかなと。

主人公の淵上泰史さん、いい味を出してました。最初の頃の軽い感じから、一念発起して大佐を追い詰めていく鋭い感じへの変化が素敵でした。ただ、ちょっと、舞台にしては、声も身体も細くて、頼りない感じに見えてしまいました。声が、最後の頃は、聞いてるのが辛い感じ。発声の訓練を積み重ねて、また舞台をやって欲しいですね。

大佐の田口トモロヲさん。台詞の応酬の勢いや、怪しい感じはさすがでした。が、ちょっと体格的に海兵隊の大佐には見えないかな…。海外ドラマや映画を山ほど見てるので、その辺のイメージができちゃってるこちらの偏見もありますが。あと、座ってるときに腹筋ない感じが(笑)

最後まで観て、ようやくストーリーを思い出しました(笑)結末知ってるわ、と思ったので。

カーテンコールも、とっても地味で、ストレートプレイってこんな感じだっけか、と(笑)人数が少ないながら、見応えのある舞台だったので、再演あったらいいなと思います。