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韓国ミュージカル『フランケンシュタイン』日本版 20200119

韓国ミュージカル『フランケンシュタイン』日本版再演、2回目を観てきました。前回の感想はこちら。

「韓国ミュージカル『フランケンシュタイン』日本版 20200112」

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韓国版OSTについてはこちら。
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キャスト

2020年1月19日 17:00開演
ビクター・フランケンシュタイン/ジャック:柿澤勇人
アンリ・デュプレ/怪物:小西遼生
ジュリア/カトリーヌ:音月桂
ルンゲ/イゴール:鈴木壮麻
ステファン/フェルナンド:相島一之
エレン/エヴァ:露崎春女
(敬称略)

キャストは前回と同じです。DVDもこの組み合わせで出してくれるのが、とても嬉しいです。

キャストとは関係ないですが、このキャストボードがうまく撮影できないよね、という話を友人としました。おそらく、黒いボードに、斜め上から強烈に白い明かりがさしてることが原因で、反射してピントと露出が自動であいにくいのではないかと思われます。私はiPhone 11 Proですが、ピントを合わせたいところをタップしてから、画面を下に少しドラッグして、露出を下げて撮るようにしたら、少し良くなりました。

開場から着席

前回は1階上手ブロックN列でしたが、今回は下手ブロックP列です。前回よりさらに後ろですが(というか後ろから2列目・・・)、この作品は、特にアンリと怪物が目当ての場合、下手側の方が圧倒的に見やすい。下手側を向いていたり、下手側にいたりすることが本当に多いからです。

また、音響も、調整が入ったのかもしれませんが、今回の方が後ろの席なのに、上手で見た時よりもだいぶ聴き取りやすく、迫力があって、フランケンシュタインの世界に浸ることができました。

後方席の利点は、休憩時間にトイレに行きやすいことでしょうか(笑)

感想

かっきービクターが、とにかく凄まじかったです。「アンリ・デュプレ!!」と言って上手から、スパイ容疑で今にも殺されそうになっているアンリのところに登場した瞬間から、パワーが漲っていて、「おお!」となりました。

それはリトルビクターもそうで、前回と同じ子役さんでしたが、歌ってる時の狂気に取り憑かれた目が怖くて、「この子大丈夫かな」と心配になるほど(笑)あの、わけのわからないことを口走ってるかのような怪しい歌詞の歌が、「言葉」として届いていたので、「すごい!」と。

相乗効果か、アンリも、台詞も歌もテンポ良くて、ルンゲとのやり取りもへんな間が開くことなくリズミカルに進んでいて、ぐいぐいドラマに引き込まれました。酒場のシーンでは、あまりにノリノリすぎるアンリにビクターが若干ついていけてない複雑な表情になってる瞬間が(笑)そもそもビクターを無理矢理元気づけようとしてるシーンですが、前回見た時は、ビクターも一緒にやけくそに騒いでるだけという感じがしたので。

そして、ビクターの代わりに牢獄から断頭台へ向かうところで歌い上げる”너의 꿈속에서”(きみの夢の中で。パンフレットには日本語でタイトルがあるはずなのですがこれを書いてる今手元にない)、OSTではカイさんバージョンが好きなのですが、今回の遼生アンリはちょっとそれに近いというか、初めて泣きました。

それにしても、身体も死体からつぎはぎしてるはずなのに、アンリの場合、なぜ頭部だけを持ってくるのか。身体もアンリではダメなのか。(実際はアンリのままだけども)なんてことを考えてはいけないのがフランケンシュタイン。

ちなみに、ルンゲの「今夜のデザート」は、「男の子はみんな大好きバウムクーヘン」でした(笑)その後、ビクターへのかまってちゃんが過ぎて「クビにします」と言われたので、「バウムクーヘンはなくなりました」に!唯一アドリブでおふざけしてるシーンですが、毎回考えるのはたいへんそうです(笑)

そして二幕のかっきージャックのハジケっぷりも凄かった(笑)「このために生きてきた!」かのようなはっちゃけぶり(はっちゃけって最近言わない?)。前回は、エヴァに尻に敷かれっぱなし感が強かったのですが、今回は、もう似たもの夫婦の極悪夫婦感満載。救いようがない、地獄に落ちろって感じですね(←)

その分、怪物の悲壮感も増して、そりゃ、作っておいて、殺そうとしたり、捨ててこんな目にあわせたビクターに復讐を誓うわ、という納得感。カトリーヌとの一瞬のハッピーからの煉獄っていう図式もはっきりと浮き上がってきます。カトリーヌが生きている絶望的な世界よ…。

ところで、怪物の髪の毛がめっちゃサラッサラで綺麗です。アクションシーンの楽しみはこのロングヘアーがさらり、はらりと動くこと。後半、髪しか見てなかったり。そんな怪物アンリが、ビクターの実験室に再度現れたとき、髪を後ろで結んでいるので、ドキッとするわけです。それ、アンリの髪型!その頃にはもう、記憶がだいぶ戻っていたのかもと思わせます。

自分の始末をビクターにして欲しかったんだな、今度はビクターと一緒に死にたかったんだなと、最後はなんだかよく分からないけど、いろいろ気になるけど感極まるのです。

だいたい、「北極に行く」だけで、よく探せたなとか(笑)

カーテンコールは、3回目にかっきーと遼生が登場したときにスタンディングオベーションになる、いつものスタイルですが、しつこいですが、毎回これがまどろっこしいです。1回目のカテコ音楽のときからスタオベしたい!韓国なら、1回目でスタオベ、それで終わり。カーテンコールの後の曲では、お客さんがとっくに帰ってます(笑 そんなに慌てずに残っていた人は拍手して終わる)。そのため、「終演予定時間」はきっかり終演なので、次の予定や移動時間などを見積もりやすくて助かります。(初日や千秋楽は挨拶があるので別。)

カフェコーナー

前回、コーヒーがあまり美味しくなかったと書いておきながら、今回もカフェコーナーを利用しましたよ(笑)早めに行って、キャストボードをゆっくり撮影したあと、ゆっくり過ごすのには、外に行くより良いです。今回は、前回ほど煮詰まった感じはなく、スムーズに飲めるコーヒーでした。そして、アイスモナカなんかも食べちゃいました。寒いのに。

ちなみに、コーヒーは500円、モナカは200円。椅子とテーブルは沢山あります。ロビーが広くてゆったりしてるのが日生劇場のいいところですね!

2020年秋、DVD発売決定!

再度、リンク貼っておきます。

日生劇場『フランケンシュタイン』

2017年初演以来、DVD化のご希望を多くいただいておりました本作。 この度、2020年秋にDVDの発売が決定いたしました! 壮大でスピード感溢れる衝撃の物語に日本ミュージカル界最高のキャスト陣が挑んだ傑作を、DVDでもお楽しみください!! キャスト 中川晃教/柿澤勇人(Wキャスト)、加藤和樹/小西遼生(Wキャスト)、音月 桂、鈴木壮麻、相島一之、露崎春女 他 DVD情報 …

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Kumi
テクニカルライター/技術翻訳者 主に、iPhone、iPad、Mac関連の記事を各種Webメディアで執筆。またCNET Japanでは10年以上ブックレビューを連載中。「シゴタノ!」では、ガジェットのほか文房具に関する記事も多数執筆。 韓国ミュージカルにハマると同時にブログも再開。 ハムスターと猫を愛するフィーリング重視のライターです。