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仁川公演:ミュージカル『ジキルとハイド』20190706

仁川編:ドラマ『無法弁護士』&『トッケビ』ロケ地巡り」でも少し触れた通り、ようやく、念願のミュージカル『ジキルとハイド(지킬앤하이드)』です。

仁川文化芸術会館大劇場(인천문화예술회관)

仁川1号線の芸術会館駅(문화예술역)7番出口(ずっと階段です)に出ると、大劇場の裏側に出ます。出た道の坂を上るとCGV、坂を下りるとロッテデパートなどのある繁華街です。大劇場に行くには、坂を少し下るとすぐ右手にある階段を上ります。

敷地が広い!総じて、地方の劇場は敷地が広いですね。劇場入口までの広場が広い。広大な広場に面した1階には、カフェもあったようです。

ロビーも広く、ソファもたくさんあります。チケット引き換えカウンターは入ってすぐ正面にあり、わかりやすかったです。ソウル公演では売り切れだった15000ウォンのスペシャルプログラムも買うことができました。엘리자벳の時もソウル公演では完売、地方公演では買える状態だったので、そうではないかと期待していました。

女性用トイレは左右両方にあります。きれいで数も多いです。開場の時は、客席の一番後方の扉しか開いてませんでしたが、休憩時間にはトイレに近い横の扉も開けてました。

開場から開演まで

客席は、2列目からしっかり段差があり、多少背の高い人が来ても大丈夫な感じでした。

マチネは下手ブロック6列目、センター寄り通路席。ソワレは上手ブロック最前列、上手端から2席目(実際には4席目ですが端すぎる2席は販売されておらず、私の右に1人いるだけでした)。オーケストラピットは塞がれていました。

『ジキルとハイド』を見るという目的では、端でも上手の方がいいなと思いました。ジキルが下手に立って上手の方を向いてることが多く、マチネで下手ブロックから見た感じでは、あまり顔が見えなかった気がすると思ったので、ソワレで確認したからです。

マチネキャスト(チョン・ドンソクさん)

ジキル&ハイド:チョン・ドンソク

ルーシー:アイビー

エマ:イ・ジョンファ

(敬称略)

ソワレキャスト(ミン・ウヒョクさん)

ジキル&ハイド:ミン・ウヒョク

ルーシー:ヘナ

エマ:イ・ジョンファ

(敬称略)

全体的な感想

ファンタスティックミュージカルコンサートからこっち、初めて、チョン・ドンソクさんの舞台を観ることができました。感無量です。

『ジキルとハイド』は、超有名曲「This is the moment」を韓国語、英語、日本語で、ミュージカルコンサートなどで聴いたことは何度もありますが、実際の舞台を観るのは初めてです。「This is the moment」以外では「Alive」は聴いたことがありましたが、それ以外は全く聴いたことがなかったようです。特に予習もしなかったので。

荒すぎるあらすじを書くと・・・

医者であるジキル博士は、父の病気を発端として、人間を良い人格と悪い人格に完全に分離させる薬を開発していた。人間での臨床試験が必要な段階だったが、病院の偉い人たちからは全く理解を得られず、自身に薬を注射して実験することにした。しかし、悪い人格のハイドの暴走を止められず、結局、死を選ぶことになる。

そこにハイドの婚約者(エマ)がいたり、酒場で知り合って、優しくしてくれたジキルを好きになる女(ルーシー)がいたり、友人である弁護士がいたりします。登場人物は少ないです。女性の役割はそれほど重要ではないような。

前半は、父の診察、病院の偉い人たちとの議論、婚約者との優しいラブラブ、掃き溜めのような酒場と娼婦との出会いと、「ジキル博士とはこんな人物でとても優しい人」というのがひたすら描かれていきます。それが個人的に若干退屈で、「지금이 순간」が始まるまでは寝そうになってしまいました(汗)そんな前半がないと、この後が生きてこないのは分かりますが。

そして、実験室が表れるところが凄い!舞台の天井まである棚にカラフルな試薬瓶がびっしり!上の方はどうやって置いたんだろうとか考えてしまいました(笑)

注射を打つために、左の袖をまくるジキル。これが、ドンソクさんのジキルは、3回くらいに分けて、几帳面に袖をきっちりまくるのですが、なんか色っぽい!その腕を洗って消毒してる時も。

ウヒョクさんは、1回でバッと袖をまくり、ちょっと荒々しいのです。

そして薬を打ち、ちょっと可笑しくなって、「麻〜薬?」とかわいい声で言うのですが、ここはどちらも可愛い(笑)

そして、苦しみのたうち回った後に、ハイドになる所はどちらも圧巻です。「どこから声出してるの?!」という、声の変わりようが一番凄いです。

ただ、ウヒョクさんは、高音で歌い上げる時にはどうしてもいつもの声になってしまうので、その点ではドンソクさんの声の出し方の方がインパクトがありました。

初めて人を殺すシーンでは。

実験に反対しまくった病院の偉い人たちが順番に殺されていきますが、その最初の犠牲者は、女の子を買おうとしていて、「ミャーオ!」とか気持ち悪く女の子に迫っていた奴。暗闇から、ハイドが表れますが、ドンソクハイドは低く野太い声で「みゃ〜お」と言うのです。この声が凄い!ドスが効いてるというか、その体のどこからそんな声が?!という。

ウヒョクさんは口笛を吹きながら表れるのですが、先にこちらを見ていたらまた印象は変わったと思います。あまりにドンソクさんのインパクトが強すぎて物足りなく感じてしまったのです。

そのあとは、殴る蹴るの暴行を加えた上でバーボンか何かアルコールを撒き、最後に拳銃で火をつけてそいつを燃やします。しかも本物の火で、舞台に近かったので、迫力ハンパなかったです。

二幕は、ルーシーとの絡み、エマとルーシーのデュエットなんかもあるのですが、なんと言っても「Confrontation」です。それまでのいろんなやりとりは全部忘れた、ってなるぐらいの素晴らしさです。一瞬で、ジキルとハイドが次々と入れ替わる歌ですが、全ての集中力をそこに集約させてますよね?という感じ。そのぐらいしないとあれは歌えないですね…。ここでもやはり個人的には、ドンソクさんの声にやられました。

ストーリーとキャラクター的に、好きな作品にはならないですが、ドンソクさんの歌はもう一度聴きたいと思いました。ただ、なんか、ジキルとハイドの髪型が、ドンソクさんにはちょっと似合わないような(笑)ウヒョクさんの方がしっくりきます。

マチソワの間

唐突にごはんの話です(笑)マチソワの間に、ロッテデパート方面に行きまして、ロッテデパートの向かいにあるショッピングセンターの地下のフードコートに行きまして、牛肉クッパを食べました。美味しかった!

ABOUT ME
Kumi
テクニカルライター/技術翻訳者 主に、iPhone、iPad、Mac関連の記事を各種Webメディアで執筆。またCNET Japanでは10年以上ブックレビューを連載中。「シゴタノ!」では、ガジェットのほか文房具に関する記事も多数執筆。 韓国ミュージカルにハマると同時にブログも再開。 ハムスターと猫を愛するフィーリング重視のライターです。