2019年7月7日(日)七夕!(だということは帰国後に知ったというか思い出したというか)は、朝から活発に動き回るよ!当初7時半ぐらいから出かけようと意気込んでいたものの時計はとっくに8時を回っていた・・・。

本日のメインイベントは、ミュージカル『엑스칼리버(エクスカリバー)』。ところがこれまた「開演時間の3時まで何してよう」と思った時に、「そうだ。ロケ地巡りしよう」と。

映画『배심원들』の舞台挨拶で映画館を調べていた時に、CGV明洞のシネマライブラリーの写真をたまたま見まして。「あれ?!これは『スーツ』に出てきた模擬裁判とかやってた場所では?!」と検索していたら、『スーツ』で印象的だった場所のロケ地がほとんどソウルにあることが分かり、これは行かなければ漢じゃない!と計画を立てました。

計画

泊まっていたホテルの場所は金浦空港からすぐの松亭駅で、ロケ地を回った後に最終的に行く駅は世宗文化会館のある光化門。

しかし、ロケ地巡りの前にどうしても行きたいところがある。それはヒョンシクさんの手形があるというMBC社屋の間のSTAR PARK!広場というか道なので、営業時間みたいなものはないため、人の少なそうな朝に行くのがいいかなと。

そして、デジタルメディアシティ駅にあるという、好きな写真でT-moneyカードを作るのもやってみたい!

あれ?余裕ある旅のはずが、気づいたら、また分刻みのスケジュールになっているような。地下鉄の移動はこんな感じに。

デジタルメディアシティ STAR PARK(MBC社屋)

朝ごはんを食べる時間もなく、ホテルを出たのが8時半。まず、デジタルメディアシティに向かいます。

そのついでに、T-moneyカードを駅で作ろうと思ったので、某サイトのリンクを見ると、デジタルメディアシティ駅6番出口にあるとGoogleマップに表示されました。6番出口というのは、京義・中央線のデジタルメディアシティ駅の改札そばで、ぶっちゃけ、空港線のデジタルメディアシティ駅とは徒歩10分ほど離れており、同じ駅と言っていいのか!という遠さです。

それなのに、6番出口にはT-moneyカード作成機はなかったのです!ひど!検索し直したところ、8番9番出口にあると書いてある記事を見つけたので、がっくりして、それは帰りに作ることにし、もう戻るのも大変なので、京義・中央線の水色駅までいくことにしました。

水色駅の方が、STAR PARKには近いですが、同じ駅の中でものすごく歩くのと、水色駅に着いてからが分かりにくいので、空港線のデジタルメディアシティ駅9番出口に出て、大通り沿いをまっすぐ15分歩く方をお勧めします。日陰がないので真夏は日傘必須です。

水色駅では、MBC社屋とは線路を挟んで反対側に出ます(そちら側にしか出口がない)。はて、向こうに見えてるあそこにどうやって行くのか?地下道を通ります。それはどこにあるのか?駅の階段を地上まで下りてくると広場に出ます。右手に交番があるので、それをU字ターンするように歩くと地下道につながります。駅のところに写真付きで説明の看板がありますが、ハングルしかないということより説明と写真が分かりにくい!「その建物の説明いらなくない?」という建物に矢印が書いてあったりするのです。悩んでいた時に、たまたま駅から下りてきたおじいさんの後について行ってみたら正解でした(笑)

地下道を抜けると、すぐ右手に木製の階段があるのでそれを上るとMBCの前の横断歩道に出ます。テレビ局前の広場に行きたい場合は、横断歩道を渡ってそのまままっすぐ行くと、右手に入れる場所があるのでそこから広場に行きます。

ヒョンシクさんやその他俳優さんの手形をさっさと見つけたい人は、横断歩道を渡ったら道路沿いをすぐ右に向かって歩いて行くと、左側にビルとビルの間にあるタイル張りの道、STAR PARKを見つけられます。STAR PARKという表示は広場側にしかありませんが、地面に星がたくさん埋まってるのですぐ分かるでしょう。STAR PARKの広場側は音楽関係のスターの手形が多く、道路側は俳優さんの手形が多かったです。

一応検索とかもしたのですが、ヒョンシクさんの手形がどこいらへんにあるのか分からず、広場側から行った私は、ほぼ全部の手形を見ていくことになってしまいました(泣)道路に近い方、道路から見て通路の左側、広場から見て右側にありました!お店とか、置いてある物とかは変わるかもしれませんが、私が行った時はスターバックスの向かい側にあるベンチの前辺りにありました。

炎天下でようやく見つけた時は、思わず「やったー!」とバンザイしてしまいました。ぼっちなのに(笑)枯れ草とか枯れ枝っぽいものが手形や星の溝にはまったりしていたので、取りのぞいてティッシュでお掃除。途中、ティッシュがビル風に飛ばされて、四つんばいのまま慌てて追いかけて戻ってきたりしましたが、きれいになった手形をいろんな角度から撮影したり、自分の手を合わせて、ツイスターやってるようなすごい格好で撮影したり。ふと気づくと、スタバにお客さんがいて、こっちを向いてるではないですか(驚)陽の光が強すぎて全然見えてなかったよ(泣)きっと、コントのようだと思われていたに違いない…。

気を取り直して・・・。

クァク・シヤンくんの手形も見つけたので良しとしよう(何が)

撮影も一段落したので、一息入れようとカフェに入ろうと思いましたが、そのままスタバ入る勇気はなく。横道にあったベーカリーカフェでサンドイッチとライチシャーベットドリンクで朝ごはんにしました。

好きな写真でT-moneyカードを作る!

デジタルメディアシティ駅8番、9番出口に向かう改札の外、壁際にその機械がありました。日曜の朝なのでそもそも人も少なく機械にも誰もいません。事前に某サイトで決済だけしていたのですが、決済画面でどうにもQRコードを読み取ってくれなかったので、しかたなくその場で現金で決済しました。

機械の横に旗がありそこにQRコードがあるのでそれをスマホでスキャンすると、写真をアップロードする画面に接続されるので、好きな写真をアップロードして位置を調整します。アップロードが終わると、またQRコードが表示されるので、今度はそれを、機械の下の方にある読み取り口に近づけると、機械が情報を読み取ってくれて、アップロードした写真が等身大ぐらいにデカデカと画面に表示されます。

良ければOKで、次の画面へ進み決済方法を選択。現金は1000ウォン札と5000ウォン札しか使えないので要注意です。10000ウォン札は使えません。たまたま現金で持っていたので、現金投入口にお札を入れると、あとは出来上がりを待つだけです。

パパレシピさんがTwitterに投稿してくれた写真がどれもこれも素敵なので、中でも一番お気に入りの写真をT-moneyカードにさせてもらいました。使うのがもったいない(笑)

ドラマ『슈츠(SUITS/スーツ)』ロケ地巡り

さて。『슈츠』のロケ地巡りです。行きたいところは以下の3か所。

1. 고연우(コ・ヨヌ)の家(高麗大駅)

2. CGV明洞駅シネマライブラリー(明洞駅)

3. ソウルファイナンスセンター(光化門駅)

1. 고연우(コ・ヨヌ)の家(高麗大駅)

デジタルメディアシティ駅から6号線で1本。高麗大駅まで行きます。お天気が悪かったら残念だなと思っていましたが、快晴!しかも前日よりは暑さが和らぎ、ミセモンジもそれほどひどくなく、ほっとしました。

高麗大駅では5番出口に出ます。階段を上って外に出て、そのままの方向にまっすぐ行きます。出口を出た時から、川にかかる橋と高架は見えているのでとても分かりやすかったです。30秒も歩けば、あの景色が見えてきて、「おおおおおおおお!」と心の叫びが湧き上がってきます。「『スーツ』の世界だ〜!コ・ヨヌの家だ〜!」

なぜか、幸いにも、通りには人っ子ひとりおらず、写真を撮るには好都合でした。帰りがけに動画を撮っていたら2人ほどすれ違いましたが、人と会ったのはそれだけでした。惜しむらくは、反対側の橋まで渡って、そこからヨヌの家に向いた写真を撮らなかったこと。コ・ヨヌがインスタに上げてるのと同じ角度の写真を撮り忘れるとは下調べが足りなかった(泣)

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20190707 #슈츠 #촬영지 #박형식 #고연우

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CGV明洞駅シネマライブラリー(明洞駅)

次は、カン&ハム法律事務所内のライブラリー(?)として何度も登場したので印象的だったCGV明洞駅シネマライブラリーに向かいます。そういえば、デジタルメディアシティ駅でも韓国人のおばさんに道を尋ねられたのですが、高麗大駅でも若い男性に道を尋ねられました(汗)私、道を尋ねられすぎでは?この翌日も、ホテルのある松亭駅そばの道で韓国人のおばさんに道を尋ねられてるのですよ。毎回びっくりするので、両手を振りながらとっさに出る韓国語といえば、ミヤネヨ、モルゲッソヨのみ。申しわけない気持ち。目的地への路線図と出口を頭に叩き込んで、スタスタと迷いがないかのように歩いてるからでしょうかね。

6号線で東廟前駅まで行き、1号線に乗り換え東大門でさらに4号線に乗り換えます。明洞駅って、1路線しか通ってない小さな駅なんですね。街は栄えてますが、駅が他と比べると小さくて暗くて汚い。汚いのは利用客が多いからかもしれませんが。

明洞駅6番出口の階段を出ると、すぐ目の前のビルにCGVが入ってます(7番出口でもいいのかも)。1階にユニクロがあります。シネマライブラリーは10階。エレベーターで10回まで上がり、扉を2枚通ると目の前にカウンターと階段と注意書きがあり、その階段を上って行くとライブラリーです。借り出すのでなければ登録などもいらないようです。もちろんライブラリーなので静かに静かに参ります。

ここでも、壁一面の本が見えてきて、階段状の席が目の前に表れると、テンションが一気に上がります。5人ほど、休んだり勉強したりしている方がいらっしゃいましたが、皆後ろの方の座席に座っていたので、人のいない箇所が広く、人が写らないようにササっと写真を撮ることができました。(もちろんシャッター音の出ないカメラアプリです。)映画関連の書籍がたくさんあって、韓国語の本が読めたら楽しそうでした。

よく開館時間が変更になるので、公式サイトのトップページで、開館時間を確認してから行くのが良いです。

CGV명동역 씨네라이브러리

3.서울파이낸스센터(ソウルファイナンスセンター)(光化門駅または市庁駅)

最後は光化門のソウルファイナンスセンターです。カン&ハム法律事務所の建物として、出入り口、ロビー、その周辺がよくドラマに登場していました。

明洞駅から4号線で忠武路駅、3号線に乗り換えて鍾路3街で5号線に乗り換え光化門駅へ。5番出口を出ると、左手前方にSEOUL FINANCE CENTERと書かれた高層ビルがすぐに見えます。外観の写真をたくさん撮ったあと、車寄せの側から正面の扉へ。日曜日ですし、閉まっていたら諦めようと思ったのですが、そっと扉を押してみたら開いていました。おそるおそる入ってみると、遠くに受付の方が一人いらっしゃるほかはまったく人がいません。ふおおおお!となりながら写真を撮っていたら、休日出勤らしい人が2人セキュリティを通って出てきて、受付の人とやりとりして帰っていかれましたが、また誰もいなくなりました。

ビルの横の道も行ってみましたが、路上駐車が多すぎる上にタバコを吸う人たちがたまってたりして無理でした。それでも人がいないビルのロビーはかなりよく撮れたので幸いです。

『슈츠』は好きなドラマですが、まだ通して1回見ただけなので、いろんな場面の角度をチェックしてなかったのです。なのでうろ覚えの記憶の中の印象で写真を撮ったために、帰ってきてから確認したら、いまいちバチっと同じ角度で撮れてなかったのが残念でした。

そしていよいよ、本来の本日のメインイベント、ミュージカル『エクスカリバー』です。